98-99越冬ツバメの観察記録


 このグラフは1998年から1999年にかけての熊本市白川における越冬ツバメの観察記録です。
 観察場所は主として熊大黒髪南キャンパス(理学部、工学部)の南側に位置する白川を横断する6600Vの送電線にとまっているツバメをカウントしたものです。この電線は竜神橋の少し下流に位置しており、筆者はその横の白川土手を毎日通勤路にしています。
 観察時間は平日(出勤日)においては、おおむね8:30~8:40程度で、休日は9時頃であったり、夕方5時頃であったりし、1日に複数回観察した場合はその最大値を示しています。
 ツバメは最大250羽が12/4に観察され、亜種アカハラツバメは11/22〜12/31の間に9回、1〜3羽が認められました。但し、腹部が少し赤い個体も見られましたが、カワセミの腹部の色くらい赤いなと思った個体のみを亜種アカハラツバメとしてカウントしました。

 このグラフから、2/12までは越冬個体群、2/28〜3/14は不明、3/23以降は繁殖個体群かなと思っています。但し、2/28には黒髪5丁目のツバメがいつも営巣する場所近くの電線で観察しており、3/3には青山さんが熊本市内で巣に出入りするツバメを観察しておられるので、2/28〜3/14に観察した個体も繁殖個体群である可能性が高いようです。


 上記の越冬ツバメのねぐらは今のところ見つけていません。2年前にはニコニコドー川鶴店の横のビルの窓枠とその前の電線をねぐらにしていました。

この写真がそのねぐらですが、この後、このビルは建て替えられてしまい、いまはねぐらとしてはつかわれていません。
 2000年の2,3月に撮影したツバメの写真を示します。
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Last update 2000/12/25
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