エーゲ海の海岸沿いに150km走って世界遺産のトロイの遺跡に行き、そこを観光後、345km走ってイスタンブールに戻りました。トロイを出た後にはダーダネルス海峡をバスごとフェリーで渡ってヨーロッパ側に戻りました。フェリーの乗船時間は30分ほどでした。
アイワルクのホテル前のビーチでご来光を見ましたが、これも陸地からでした。
トロイと言えば木馬ということで、こんなものがありました。
世界遺産のトロイの遺跡は非常に複雑です。第一〜第九の都市遺跡が重なっています。写真は「東の壁」で第六市(B.C. 1700〜B.C.1250)のものです。
東の壁の説明板。
複雑な多層構造の説明板です。
柱の痕跡が残ってます。
復元されてないので、建物の残骸のようです。
この付近は第八市(B.C.1000〜85 : イリオンと呼ばれていた)、第九市(B.C.85〜500A.D.)に作られていたアテネ神殿の残骸のようです。
日干し煉瓦の壁で露出していた部分にはハチが穴をあけて巣にしています。
日干し煉瓦の城塞壁は発掘が続いてます。これは第二市(B.C.2500〜2300)〜第三市(B.C.2300〜2200)付近のものだそうです。
城塞壁の説明板。
第二市の正面門に通じる傾斜路です。
傾斜路の説明板。
ここは第八市〜第九市の聖域です。神殿や犠牲の獣などを捧げた台座だそうです。
聖域の説明板。
第九市のオデオン、劇場です。音楽会などが行われたそうです。
オデオンの説明板。
オデオンの近くできれいな蝶が飛んでました。表面はもっときれいだったんですが写せませんでした。タテハチョウの仲間ですね。
ケシの花も咲いてました。
ダーダネルス海峡を渡るフェリーにはカモメがついてきてました。翼端の白部が大きく嘴に斑がある、さてなんでしょう。
ヨーロッパ側に渡ってから昼食でした。スープの後のメインです。サバの焼いたのは美味しかったですが、しょうゆが無いのはしょうがありません。付け合せにライスがついてます。パイプ状のものはパイです。
イスタンブールに近づいたドライブインはいい眺めでした。KIOSKの語源はこれのようです。
イスタンブール近郊には高層住宅が立ち並んでます。
最後のホテルはシェラトンでした。
大きな吹き抜けの立派なロビーです。
マルマラ海を一望できるオーシャンビユーの11階の部屋でした。WiFiは有料です。
夕食はベリーダンス付きで、これは前菜ですが、ペースト状のものを何種類か細長く盛ってあります。エーゲ海に近いところではこういうペースト状のものがよく供されており、どうやって食べるのかと思ってたら、こんな感じで食べるようです。味はいまいちでした。メインはステーキにしましたが、これもいまいちでした。
ベリーダンスは本場なので見事なものでした。民族ダンスとベリーダンスを交互に見せてました。