ラオス旅行記 第6日目
1月 3日


(3)パクセのホテルを出発して、(6)渡し場でメコン川を渡り、(4)世界遺産のワットプーの観光に行きました。



パクセの街中です。


市場はにぎわっています。


(6)の渡し場です。3艘のボートを並べて上に板を渡して車を乗せるイカダになっています。


車を下すとこんな感じで乗用車が6台とトラクター1台が乗っていたとは思えません。


イカダに乗り込みました。しっかりした舵がついています。


バイク用の小さなイカダもあります。


川沿いのレストランでランチを食べているときに子供たちがボートに乗って遊んでいました。


(4)の世界遺産のワットプー(Vat Phou)にやってきました。Vatは寺、Phouは山、つまり山寺だそうで、これは南神殿です。


こちらは向かいにある北神殿です。補修中なので材木で支えられていました。


北神殿の彫刻です。ヒンズー教のものです。


リンガの横で記念撮影です。リンガはヒンズー教の聖なる男性器で、最高神シヴァの象徴とのことです。ずらりと並んでいました。


参道の両側にリンガが並んでいます。


チャンパーの花が咲いていました。ラオスの国花だそうです。


本殿へは急な階段を上らないといけません。


これが崩れかけたヒンズー教の本殿です。11〜13世紀に建てられたものだそうです。


見事な彫刻があちこちにあります。これは祠堂を守護するドヴァラパーラ(Dvarapala、門衛神)のようです。


ふくよかな姿はデヴァター(Devata、女神)のようです。


上の彫刻はガルーダに乗るヴィシュヌ神のようです。


こちらの彫刻は何でしょうか。


本殿の祠堂はヒンズー教のもので12世紀のアンコール様式で、祠堂の奥は7世紀頃のチャンパ様式とのことです。当初の本尊はリンガだったはずですが、15世紀にアンコール朝が滅びて、ラーンサーン王国となり、上座仏教が奉じられるようになり、リンガに変えて大きな仏像を安置したようです。


独特の御供え物ですね。


遺跡を上から眺めると大きな人工池があります。その手前の右が南神殿で、左が北神殿です。真ん中の道の両側にはリンガがずらりと並んでいます。


巨石に彫刻が施されています。これはゾウ石です。


ヘビ石もあります。


これはワニ石で、生贄の儀式に使ったとのことです。


これも巨石の彫刻で、トリムルティ(Trimurti、三神一体)を表現したものだそうです。3人の神ブラフマー、ヴィシュヌ、シヴァが本来は1体であるとする考えで、シヴァを中心に、3人の神が岩に刻まれています。


巨石の下の隙間に何かがあります。


聖水が湧き出ていました。


夫婦で記念撮影しました。背後のとがった山は聖なる山と称えられたカオ山です。このあたりは5世紀ころから1000年にわたって古代都市が栄えていたそうです。


6時にはホテルに戻りました。パクセでの最後の夜です。メコン川の夕景がとてもきれいです。


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